[Tokyodebian-2005] Debian勉強会9事前課題

Kobayashi Noritada nori1 at dolphin.c.u-tokyo.ac.jp
Thu Oct 13 14:59:51 UTC 2005


小林儀匡です。

事前課題です。

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『Debianのバグシステムに物申す』

個人的には、Debianのバグ追跡システム (BTS) にそんなに不満はありません。
白い背景に黒い文字という、何の工夫もない見かけが少し悲しいと思っていましたが、
最近ではスタイルシートが適用されて少しよくなったようにも思います。

初めてバグ報告したときに嬉しかったのは、reportbugパッケージの存在でした。
好みの問題もあるでしょうが、
MUA を開いてメールを書かなくてもコマンドラインからバグ報告ができるのは、
非常に嬉しいことです。

ただ、つい数日前に久し振りにバグ報告をして初めて気付いたのですが、
sargeのreportbugコマンドでバグを送信しようとしたときに、
「12 bug reports found:」のようなものは出ても、
その下に既存のバグ報告のリストが出てこなくそのままバグ報告内容の編集に移ります。
woodyのはエラー終了します。
2005年7月の機能追加か何かのせいでしょうか?
リリースされたばかりの安定版のreportbugの機能の一部に明確な問題が出るのは残念です。

reportbugは、あくまでBTSのウェブインタフェースをパースし、
コマンドラインからのバグ報告を可能にしてくれるツールだと思います。
しかしそれだと、
今回のようにウェブインタフェースが変化してしまった場合に使えなくて困るので、
もう少しBTSと一体化した、
ウェブインタフェースに依らない (異なるインタフェースを使った) reportbugの仕様、
またはreportbugによるパース結果が変わらないようなウェブインタフェースの仕様が好ましいと感じました。

まぁ、バグ報告するなら不安定版を使えということなのかもしれませんが……。

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|:  Noritada KOBAYASHI
|:  Dept. of General Systems Studies,
|:  Graduate School of Arts and Sciences, Univ. of Tokyo
|:  E-mail: nori1 at dolphin.c.u-tokyo.ac.jp (preferable)
|:          nori at esa.c.u-tokyo.ac.jp
|:  Key fingerprint = AB26 9533 81DA 997B 3C06  4380 19BB ADA0 695C 9F53



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