[pkg-anthy-japanese] anthy 9100h->0.3 による影響について

NOKUBI Takatsugu knok @ daionet.gr.jp
2017年 8月 30日 (水) 07:55:50 UTC


 野首です。

 新しいAnthyのリリースとパッケージの更新対応ありがとうございます。バー
ジョン番号が9100hから0.3に変わったことと、upstream自体の変更によってい
くつかの影響がありました。

* UTF-8標準化の影響

 コードベースはあまり変わってないように見えはするのですが、既存のユー
ザーがアップグレードした時に~/.anthy以下のファイルに対して何かしらの変
換処理等を必要とすることはないでしょうか。
 Debian, GNU/Linux以外の環境でどういう影響があるかという点もちょっと
気になります。まだきちんと検証はしておりません。

* バージョン番号変更による影響

 uimのconfigure.acではバージョン番号が若返ることを想定しておらず、古
いバージョンのanthyだと認識してしまい、結果libuim-anthy-utf8.soのビル
ドに失敗してしまいます。これについてはまあuim側の方で対応すれば良いか
なと思っております。ただ、コードに関してもいくらかの対応が必要そうに思
います。

* ライブラリに依存しているIM側の対応

 これはuim側の問題ですが、未だ依存関係がlibanthy0のままなので、これは
対応が必要だと理解しています。

 特にdoc/LIBの内容に変わりはないようですが、ライブラリ側からの利用の
時にEUC-JPが標準というのは実際には異なるという認識で良いのでしょうか。
sonameが変わってしまったので、その辺りの扱いとも関係なく、uim以外のエ
ンジンも含めて修正が必要になりそうです。




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